06月10日

P.B.シャーカー著『日本がアジアを目覚めさせた』

著者:プロビール・ビカシュ・シャーカー
書名:日本がアジアを目覚めさせた― 語り継ぎたい「20世紀の奇跡」インド独立への道
出版:ハート出版,2020
posted by 新風本部 at 05:16| Comment(1) | 読書案内
この記事へのコメント
岡倉天心、タゴール、ボース、みなそれぞれ一冊の本が書けそうなテーマを時系列でまとめてくれて、わかりやすいインド・バングラデシュと日本の関係史となっている。

ただいちばん興味深かったのはバングラデシュと日本の関係。バングラデシュ独立戦争にインドにいた亡命チベット兵が参加していたことも初めて知ったが、日本がバングラデシュの承認や独立への支援において、戦後において最も主体的な外交をしていたことがとても印象的だった。

あとがきによれば、パール判事の解説者だった田中正明氏(「パール判事の日本無罪論」著者)もバングラデシュ独立に関心を寄せ支援もしていたらしい。これはやはり、チャンドラ・ボースもパール判事もベンガル地方の出身だったことが大きかったのかもしれない。

知られざる戦後史の潮流であり、著者がこのバングラデシュと日本との関係についてさらに掘り下げた著書を書いてくれることを今後期待したい
Posted by 三浦小太郎 at 09月06日 19:30
コメントを書く
コチラをクリックしてください