06月03日

医療崩壊への提案

武漢ウイルス禍対応に関してこの一年、医療崩壊の危険性が言はれ続けて来たが、それに対する有効な対策は講じられてゐない。只管、緊急事態・蔓延防止事態宣言を発令して国民に不要不急の外出、人との接触の自粛を要請するのみである。

世界最高の医療体制を自負してゐたわが国の医療システムは重症者常時全国で二千人弱への対応が出来かねず、通常医療も影響を受けてゐる。

わが国より遥かに深刻な状態であつた欧米においては従事者の疲労困憊は生じてゐるが、医療崩壊が声高に評されてはゐない。わが国医療システムの何が問題なのかの真剣な討議が政府及び医療界において為されず、既存の枠組みでの対応でやり過ごす安易な姿勢としか言ひ様がない。

要は非常事態においても平常時対応の思考しか出来ないことが問はれてゐるのである。通常医療体制と全く切り離した一種の野戦病院的システムの構築が必要なのではないか。国公立及び大学病院の病床からも独立した大規模な独立専門病棟の緊急的設置が全国各ブロック毎に行はれてしかるべきであつた(現在、未消化のウイルス対策予備費が三兆円ある)。それであれば医師・看護師等の従事者体制は病院関係・医師会の全面的な協力体制が構築出来た筈である。

変異株が蔓延し始めて第五波以降も考へられる中で、遅まきながらも医療崩壊に立ち至らない対応策への転換が政府に求められてゐるのではないか。改めて提案するものである。


令和三年六月三日

維新政党・新風
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